その他一般館へようこそ！館長です。
先日、３ヵ月ぶりでしょうか、やっと散髪へ行けました。
伸び放題で気持ち悪く、スキッリしました。
散髪屋の出来事を書いてみます。
今年初の散髪は３ヵ月ぶりでした。
ここまで行けなかったのは初ですが、もう一つ理由がありました。
車を降りて店まで歩けるのかどうかが不安でした。わずか２０ｍぐらいですが・・・。
そして入口は１０㎝ほどの段差が２段。
無事駐車場に着きました。車を降り、立って車にカギをし、方向転換、歩きだしました。
ヨタヨタとゆっくり、転倒せず入口段差前。入口ドアの取っ手を掴み段差を上がる。
しかしドアが重くて開けられない！
中の彼が気付きドアを開けてくれた。
病気の事を知っている彼は、無事到着？転ばなかった？久しぶり！
と、言いながら散髪席まで肩を貸してくれた。
無事関門突破です。
散髪開始です。
生まれてこのかたずっとここの散髪屋です。
親父さんから息子の当代へ。同じぐらいの年齢です。
いつも散髪中にいろんな話をするんですが、最近は病気の事ばかりです。
彼は７年前に舌癌を患い心配しました。幸い早期発見で、定期的に病院には通っていますが仕事も出来てます。
この前話になったのが、治る治らないは別として治療法がある病気と、治療法のない病気って、どっちがいいんだろう、と言う話になりました。
結局、健康がいいね！ってとこで落ち着きました。
命を賭けるか、賭けようがない命か、どちらにしてもつらいなぁ、と。
本人もそうだが、家族とか、周りにいる人も何にもできないからしんどいよ、とか。
彼自身抗がん剤や放射線治療のときしんどかったらしいが、家族が辛そうにしてたのでそう感じたらしい。
今でこそ好きな釣りに行けて、魚を思いっきり食べれるのが幸せだそうだ。
治るのなら治療法があるほうがいいけど、治らないなら治療法があってもしんどいだけだしな、と。
今は健康が一番欲しい二人の会話でした。
帰りは車まで肩を貸してくれました。次も次もここで彼に髪を切ってもらいたいものだ。
今日も頭フワフワクラクラで、ちょっといつもより歩きにくいです。バランスを取りにくい感じがします。
またのご来館をお待ちしております。
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