保険は掛け捨て?貯蓄型?それとも必要ない?

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その他一般館へようこそ!館長です。

29年間郵便局に勤めて、27年間は保険課勤務でした。ほぼほぼ私は保険の販売をしてましたが、そもそも郵便局は三事業でして、郵便・貯金・保険の三事業で成り立ってました。今は民営化されて、日本郵政(株)のグループ会社として日本郵便(株)・(株)ゆうちょ銀行・(株)かんぽ生命の四社になりました。我々に一番身近なのが日本郵便(株)です。日本全国津々浦々にある郵便局は日本郵便(株)の持ち物で郵便は直接の取り扱い、ゆうちょとかんぽは販売代理店という形です。私も民営化後7年数カ月日本郵便(株)に勤務しましたが、民営化直後は日本郵便(株)と郵便局(株)の二社でしたが統合して日本郵便(株)になりました。利用者としてはどうでもいい話ですが、国営から民営への変遷は働くものとして苦労が多かったように思います。

そういった大まかな流れですが国営の簡易保険、民営のかんぽ、両方販売しました。商品自体名称が変わりましたが、内容は同じで、販売方針や販売方法もほぼ同じ、販売目標設定もしかり。ただ、民営ですから生命保険販売の資格が必要で、民営化前に試験を受けまして合格しておかないと販売はできません。民営化以降保険販売をするものは全員その資格は持っていますので。ちなみに国営の時は資格は必要ありませんでした。民営化以降ファイナンシャルプランナーの資格取得が望ましいということで2級ファイナンシャルプランニング技能士は取りました。

さて、そんな私ですが、保険は掛け捨てか、貯蓄型か、はたまた必要なしか、を独断と偏見というか私の持論を書いてみます。

まず保険は必要です。はい。ただし、お金持ちには必要ない方も。。。。。

保険とはそもそも経済的損失を補うもの、あるいは払えないお金を相互扶助により払えるようにするものです。ですから払えて損失に思わないような方には必要ないです。まぁなかなかいないでしょうけどね(笑)

掛け捨てか貯蓄型か、という究極の選択ですが、私は掛け捨てだと考えます。保険の機能の基本的な部分は仕組み上掛け捨て部分です。加入者が保険料を払って、保険金が払えるように設計されてます。そこに貯蓄機能をつけたのは売りやすくなるから、いわば販売者側の都合かと思います。事実は知りませんが。掛け捨て、といえば損な感じがしますもんね。もちろん、保険としてお金を出し合うのなら貯金も出来る範囲で一緒に集めよう、ということかもしれません。

なぜ掛け捨てか、と言うことですが、保険兼貯蓄、兼ねると無駄が出ます。事務仕事ですが保険だけならそれだけすればいいですが、貯蓄を兼ねると両方に発生します。一つが二つになれば無駄な経費を保険料に乗せなきゃなりません。つまり無駄は加入者負担です。もちろん企業努力で保険料は会社により違いますよ。

貯蓄型は貯蓄も兼ねているから多額になります。

うちは保険倒れするわ~、現役の時によく聞きました。

今の時代掛け捨てで保険料負担を減らし、浮いたお金を純然な貯蓄にまわすのがベターではないかと思います。貯蓄商品も様々ありますので研究した方が良いでしょう。

私の結論として、保険は掛け捨てで負担を減らし、浮いたお金で貯蓄がベター。保険と貯蓄は分けて別々で検討したほがいい、が結論です。

保険商品、貯蓄商品も自分で情報を集め、研究することをお勧めします。

またのご来館をお待ちしております。

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